岩登り講習会の様子-1

写真のモデルになった会員の I さんは、自称高所恐怖症でしたが、終わる頃には登り降りのコツもつかんで スピードも増し、だいぶ余裕が出てきたみたいでした。

まだ講習を受けていない人は講習を受けて、安全な登山を楽しみましょう。

  • 講習会参加の服装

    吸湿・速乾性の長袖、長ズボンと軍手。
    靴はスニーカーでも可ですが紐で締めるもの

    装備

    会の装備をお貸しします。
    ハーネス,ヘルメット,カラビナ,ロープシュリンゲ
    初めての方はロープの結び方から

  • 基本の結び

    ・エイト結び
    ・ダブルフィッシャーマン結び

  • 【登り】

    初めて登るときはちょっと怖いけど、 フィックスされたロープにプルージックで安全を確保して登ります。
    プルージック結びで安全を確保。 手を離しても墜落しないので安心。

  • 悪い姿勢です。
    へっぴり腰で岩に張り付いているため足元が見えていません。

  • 背筋を伸ばし、頭・手・足と三角形をつくります。
    頭が岩から離れると見えてなかった足場も見えてきます。
    三点支持を確認しながらゆっくり登ります。

  • 《三点支持》

    両手・両足の四点の内、三点はしっかりと岩を掴んで体を 安定させてから、残りの一点を上へ運んでしっかり岩を掴みます。
    これを繰り返して安全に確実に、ゆっくり登って行きましょう。 さあ、もうひと踏ん張り。

  • 【下り】

    下りの方が登りより怖いものです。でも正しい姿勢を覚えると、 クサリ場での下りがグーンと楽になりますよ。
    講習では、まず下降器を使い、正しい姿勢で降りることから始めます。
    下降器(8環)を正しくセットします。

  • ここでもへっぴり腰は厳禁!
    岩にへばりついていると足元が見えません。
    背筋を伸ばし、思い切ってザイルに体重を預けます。
    すると足元もよく見えるので一歩一歩確実に降りて行きます。

  • 下降器に頼らない場合でも、体を岩から離せば足元も見える ようになります。
    ここでも3点支持で足元を確認しながらゆっくり降ります。