写真のモデルになった会員の I さんは、自称高所恐怖症でしたが、終わる頃には登り降りのコツもつかんで スピードも増し、だいぶ余裕が出てきたみたいでした。
まだ講習を受けていない人は講習を受けて、安全な登山を楽しみましょう。
吸湿・速乾性の長袖、長ズボンと軍手。
靴はスニーカーでも可ですが紐で締めるもの
会の装備をお貸しします。
ハーネス,ヘルメット,カラビナ,ロープシュリンゲ
初めての方はロープの結び方から
・エイト結び
・ダブルフィッシャーマン結び
初めて登るときはちょっと怖いけど、
フィックスされたロープにプルージックで安全を確保して登ります。
プルージック結びで安全を確保。
手を離しても墜落しないので安心。
悪い姿勢です。
へっぴり腰で岩に張り付いているため足元が見えていません。
背筋を伸ばし、頭・手・足と三角形をつくります。
頭が岩から離れると見えてなかった足場も見えてきます。
三点支持を確認しながらゆっくり登ります。
両手・両足の四点の内、三点はしっかりと岩を掴んで体を
安定させてから、残りの一点を上へ運んでしっかり岩を掴みます。
これを繰り返して安全に確実に、ゆっくり登って行きましょう。
さあ、もうひと踏ん張り。
下りの方が登りより怖いものです。でも正しい姿勢を覚えると、
クサリ場での下りがグーンと楽になりますよ。
講習では、まず下降器を使い、正しい姿勢で降りることから始めます。
下降器(8環)を正しくセットします。
ここでもへっぴり腰は厳禁!
岩にへばりついていると足元が見えません。
背筋を伸ばし、思い切ってザイルに体重を預けます。
すると足元もよく見えるので一歩一歩確実に降りて行きます。
下降器に頼らない場合でも、体を岩から離せば足元も見える
ようになります。
ここでも3点支持で足元を確認しながらゆっくり降ります。