行程
猿倉P6:00→双子岩7:50分→樺平9:00→双子/杓子尾根JP11:00
→杓子岳12:00→頂上宿舎13:30→白馬尻小屋15:30→猿倉P16:00
メンバー:L /M瀬、H岡、F田
クラブメンバー諸先輩方々のアドバイスを頂きつつ前日決行を決めるも、大雪渓 で雪崩の情報。そんな不安をよそに駐車場は満車。大半がバックカントリーを楽 しむ方々のようだ。
アイゼンは履かず、安定した雪面を小日向のコルのやや北側の尾根を目指した。 ここからは小高い痩せ尾根になるので途中でアイゼンを履き、ストックからピッケルに持ち替え樺平を目指す。
写真でよく見る樺平は、大きな樺の木が立っている広い盆地でホットする場所 だ。と、同時に目線の先には頂上がはっきりと姿を現し気持ちも高ぶる。
不安材料もあったが、予定よりも早く到着したこと、比較的に雪の状態が落ち着 いていたこともあり山頂アタックを決めた。
JPまではジグザグにナイフリッジを歩き、奥双子のコルを越えて岩峰を右からま いた。JP手前の岩場ではギリギリ右側をダガーポジションでほぼ直登。ここは、 雪崩、滑落に十分に気を付けるように言われた所。
その先の尾根もアイスバーン状態ではなく幸いした。山頂直下の岩場をなんとか クリアし風強い山頂へと出た。
下山は大雪渓を選択し足早に白馬尻小屋へと向かった。
雪の状態は2000m以上でも水分が少ないなりに比較的しまった状態。急斜面は柔 らかく固まった下にアイスバーンか、岩か、アイゼンに抵抗があった。
天候にも恵まれ、雪質も状態が悪いなりに安定していて、怪我無く安全に下山で きた。
(F田記)
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