２０１９年　８月２４日(土）瑞牆山・大やすり岩　クライミング　(個人山行）

行程：7：00瑞牆山荘駐車場－8：40取り付き－9：00スタート－12：00大やすり岩－14：30瑞牆山荘駐車場

メンバー：L：K藤、S谷

　あぶみ登攀ということで、瑞牆山のピーク横にある大やすり岩に行ってきました。
　練習のつもりでしたがピンとピンが遠く、結構本気で登りました。
　駐車場からは結構早いペース1時間40分ほどで、取り付きに尽きました。取り付きがすぐにわかるかなと心配でしたが、登山道からトラロープを頼りに入ると数分で着きます。迷う心配はありません。
　今回は１と３ピッチが面白そうな３ピッチだけのルートです。K藤さんはあぶみをリードしたいというので、私は１ピッチ目をリードしました。
　1ピッチ目、やはり数メートル登ったところから右のクラックへ移る場所が難しいです。A０なら問題ありませんが、なんとかフリーでと頑張ったのですが、私には無理でした。その後のクラックは幅が微妙です。体が入るのですが、足・手を突っ張るほど広くないため簡単には登れません。慎重にゆっくりと体を上げるため体力は使うし、ザックは邪魔だしと今まで経験したことのない幅でとても勉強になりました。これがスクイズチムニーというのかな？　５ｍほど登ると歩いて登れるようになり、広い庭に出る前に支点があったのでそこで確保します。岩にロープがこすれとても重いです。
　2ピッチ目はK藤さん。簡単ですが最後のテラスに上がるところは、あぶみをかけて登りました。私はセカンドなので両側の岩を手足でつっぱって難なく登りました。
　広いテラスで休憩し、いよいよあぶみ登攀です。最初からピンが遠い。また遠いため細いロープがかかっているのですが、古くなっています。リングボルトのピンも半分抜けて斜めになっているところもあり、なかなかスリルです。
　私は身長165ｃｍですが、あぶみの一番上に立って、更に背伸びしてやっと届きました。今回はフックを付けていたので、カラビナだけならそんなに苦労しなかったかもしれません。背の低い方はかなり苦労すると思います。
　ピークに立つと瑞牆山のピークにいる人たちから大注目。手を振っていただけました。
　ピークからの景色を楽んだあと懸垂下降。テラスから登山道側におり、歩いてとりつきまで戻ります。
　荷物をまとめ登山道に戻ると先ほどピークから見ていた団体さんが居て、皆さんから拍手で迎えられました。
　2人でうれしい気持ちになり、ご機嫌な気持ちで下山しました。
(S谷記)

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