2019年 6月 1日(土)残雪期麦草岳・牙岩(個人山行)


行程:西駒スキー6:00→ 七合避難小屋8:17→ 麦草岳9:42→ 牙岩のコル11:02→前岳11:52→ 本峰12:50~13;20→ 七合避難小屋16:00→ スキー場17:56

メンバー:S藤

  地味に地味山、残雪期第3弾 地図とコンパスと高度計 

やっちまった寝坊だ,それでも何とか一時間遅れで出発、結構急な林道を上り幸ノ沢のに着く、結構沢が荒れている。結構な豪雨があったのかな。急な尾根道で高度を稼ぐ、七合避難小屋から上は雪が残り赤布頼りで登る.時々ルートを間違えハイ松に行く手を阻まれたり、大岩を苦労して乗り越えたら、登山道が左から巻いている事が分かったりと楽しい,麦草岳の山頂はハイ松に囲まれた気持ちのいいところ、ここを目的にするのも良いと思う。
 ここから前岳までが今日の核心だ(とこのときは思ってました。)踏み後がしっかりと着いている麦草からの急な草付きを下る。日当たりが良いため残雪はほとんど無い。
 牙岩までは問題なく到着、牙岩の乗越しは風格のある(腐りが見えてる)はしごを利用する、設置した人に感謝である。梯子は三つ、最後の梯子(水平だから橋?)の箇所は右に落ちたら死ねる、左に落ちたら死ねるナイフリッジ(ミニナイフ?)で一番狭い所
は虎ロープを跨がなくてはならず、おしりがむずむずした。(遭対協の粋な計らいか。)
 前岳に出る直前で、お守りのアイゼンを装着する、結構な急斜面でした。本峰は人であふれていると思ってましたが9人しか居なかったです。(百名山なのに)?
 玉ノ窪沢の下りである、踏み跡は無し夏道は完全に雪の下、玉ノ窪沢を降りちゃえと考えたが、滝、藪、徒渉など不安があり夏道を行くことにした。GPSがあれば何の問題無いと思うが、そんな文明の利器がない私は地図とコンパスと高度計頼り、雪原は
歩きやすく楽しみながらルートを探す。はい、股まで踏み抜きました、急斜面のトラバースではびびりました。(本日の核心?)
 そんなこんなで7合避難小屋に到着、避難小屋では明日本峰を目指す3人組と出会う、今日初めて他の登山者と話をした。
 1時間の遅れを取り戻し無事スキー場に到着、ただ楽しみにしていた木曽福島道の駅の蕎麦がきは営業時間に間に合わずお預けとなりました。

 麦草岳はおすすめです。牙岩は自己責任で・・
(S藤記)

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  • 登山は自己責任で
    登山は自己責任で
  • 麦草遙か
    麦草遙か
  • 怖い梯子
    怖い梯子
  • 本峰で
    本峰で
  • 頂上の岩_
    頂上の岩_
  • 怖いトラバース
    怖いトラバース