行程:スタート地点07:00→08:30アマナ平→09:10北面台地先端09:2012:30お釜→12:40山頂13:00→17:00笹倉温泉
メンバー:M井
数年前に山スキーで訪れ、お釜までは行っているのだがその時は天気が悪くお釜の縁が見えない状況で、それ以上は断念して帰ったことがあった。以来、山頂が気になっていたため今回はスキー持参で、雪がなかったら歩きでと2段構えで計画した。
笹倉温泉に駐車して、雪は全くなくスキーを担いでも相当担ぎで歩く必要があると判断してこの時点で山スキーは却下。
歩き出してすぐの林道からカタクリが群生していて花も見ごろだった。林道は途中まで重機が入って除雪が終わっていたが、先はまだまだという感じ。まだ残雪豊富だ。
アマナ平手前で山菜取りの大きな籠を背負った人とすれ違う。雪が多く、今年は山菜はまだとのこと。アマナ平ではテント泊で焼山を目指してきたという3人とすれ違う。撤退だと言っていた。(後で踏み後から、急斜面のトラバースを嫌ったのだと思う。)
9時過ぎ、ようやく北面台地突端にたどり着く。ここからの眺めがこのコースのハイライトの一つだろう。正面の焼山が左右に火打山と高松山を従えて、台地上にそびえるさまは日本離れした光景だと思う。おまけに蟻の行列の穂高岳辺りとは違って人っ子一人いない。大パノラマを独占できる心地よさ。来てよかったと思える瞬間だ。
先の方に途中先行者が一人見えたが台地は長く、なかなか近づかない。
12:30ようやく火口に到着。火口壁をトラバースしてまもなく念願の山頂へ。標高差が2000mあるので、それなりに時間がかかる。山頂からは360度の大パノラマが楽しめる。稜線を少し行くとガスの噴出口が見えるが、ガスのにおいと風向きが変わってこちらに来るとまずいので確認して退散。
今日は風もなく長居したいところだが、下山もだいぶ時間がかかりそうなので、途中火口辺りで抜いた先行者一人と言葉を交わし(燕市から先週も来て火口までで帰って今日は再戦とのこと)疲れでヘロヘロになりながら帰りを急ぐ。
途中、ぼうっとしていてコースミスで時間を無駄に使い、入り組んだ林道と、踏み後も解けてすぐにわからなくなることもあり、若干迷いながらも17時笹倉温泉にたどり着いて汗を流したのだった。 (M井記)
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