2017年 2月12日(日)八ヶ岳 赤岳 (20周年記念山行)


行 程: 行者小屋7:15→8:30地蔵の頭→8:37赤岳展望荘→9:25赤岳山頂→10:05文三郎尾根分岐→10:55行者小屋(休憩)11:55→12:55美濃戸山荘
メンバー:L/H岡・Y本・F田・Y崎・U松・K代・M瀬
 
 雪山講習会で得た登山技術実践と雪山テント泊体験等を兼ねた技術UP山行、2月11日は天気が悪く阿弥陀岳北陵を断念し小宴会。
 2月12日は打って変わって晴天、阿弥陀岳山頂に雪煙見え少々強風懸念。冬山初テント泊組と小屋泊組が合流、朝食を摂り出発。
 行者小屋から地蔵尾根に向かう樹林帯はトレースがシッカリで歩き易し。だが、踏み外すとズッボと膝頭付近まで埋没。最初のハシゴ場で先行二人組に追いつき暫く待機。
 森林限界を超えると多数の先行組の列。ここから急登の連続、鎖のトラバースまで踏み跡しっかりで歩行比較的容易し。しかし、ザレ場の積雪少なく、一部枯れ草が出るほどアイゼンの効き悪し。
 このルートの核心部の一つ、鎖のトラバース先の地蔵尾根直前の痩せ尾根、左側に足幅分のしっかりした雪のステップ有り、過去尾根の上を緊張して歩いたことが頭を過ぎる。ステップを踏み外さぬ様、アイゼンを絡ませないよう慎重に足を運び地蔵の頭に着き安堵。
 赤岳展望荘でゴーグル等装着。氷点下17℃、強風の中コース一番の急登を山頂に向かう。殆どここまで一本無しで登ってきたペースに疲労限界に近づく。山頂に多くの人がいたため集合写真を撮って早々に下山。
 山頂から文三郎尾根分岐までは急峻な鎖場の岩場の連続、鎖が雪に埋もれているためピッケルで支点確保しながら慎重に下る。途中登りの人を通すため幾度も待機。
 分岐から文三郎尾根に入るトラバース帯では風強し、階段部分(雪のため階段は埋設)で弱風に。樹林帯までの急な下りは踏み跡シッカリも下り足確保の衝撃に大腿四頭筋が悲鳴を上げ始める。下山するにつれ気温上昇、樹林帯で少し汗ばむ頃行者小屋のテン場に到着。(Y本記)

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  • しらびそ林の登山道を行く
    しらびそ林の登山道を行く
  • 霧氷
    霧氷
  • モンスター
    モンスター
  • テント設営
    テント設営
  • 朝日を浴びる阿弥陀岳
    朝日を浴びる阿弥陀岳
  • 地蔵尾根を登る
    地蔵尾根を登る
  • 凍る鉄の階段
    凍る鉄の階段
  • イェー 
    イェー 
  • 斜度が増して来た
    斜度が増して来た
  • 赤岳をバックに
    赤岳をバックに
  • 赤岳を目指す
    赤岳を目指す
  • 集合写真
    集合写真
  • 阿弥陀岳
    阿弥陀岳
  • 文三郎尾根を下る
    文三郎尾根を下る
  • 横岳
    横岳
  • 稜線を振り返る
    稜線を振り返る
  • 最後に一休み
    最後に一休み