2016年11月23日(祝日)妙義・相馬岳北稜(個人山行)


 行 程:相馬岳北稜取付点7:00→8:00P1→9:30P5→11:00鼓岩(相馬岳北稜P1211:45)→12:10仙人窟→13:40相馬岳→14:30のぞき穴→15:25国民宿舎裏妙義→16:00ゴール地点G
 メンバー:CL/K林 M井 
 
 ようやく妙義のベストシーズンがやってきました。
兼ねてから念願だった 妙義のバリエーションルートを歩いて来ました。
取付地点は以前Hさんと確認してあった中木ダム尾根から入山しました。
 歩き初めからすごい急登、ふくらはぎに力が入ります。
30分ぐら登ると左側がスッパと切れ落ちた痩せ尾根に出る。
眺望も開ける、尾根からの晩秋の景色が美しい。
踏み跡もしっかりあります。
落葉が終わったこの時期は、眺望が聴いてルートが見付けやすい。
 尾根上には、妙義独特の奇妙な形の岩がどんどん現れて来る。
最初の深いギャップは右側を巻く、次のP6、P7間のコルは岩壁
底の見えない深いキレットのコル懸垂で降りる。
次は、P7へのピークまでクライムアップです。
堆積岩なので、ポコポコ丸い石が出ていて手も足も有ります。
「H岡さん、大丈夫でしょう。」と言い残し2人は、嬉々として登って行って仕舞いました。
高度感も有り緊張しましたが、行くしか無いよね。
 残り今日の核心、P12(鼓岩)だ。
ルートを探す私達の前を行く人が懸垂でP11のコルに降りて行く。
私達は、P10ピークで順番待ちしながら見学
いよいよ懸垂地点を確認して降ります。
ここは、ザイルを張るK林さんが、リードで登る。
狭いコルは日が当たらず指先が冷たい。
中間地点に有る大岩が手が無く手強いようである。
沢行を好む人には、容易い様でした。
 後は、相馬岳を目指して登るのみ、何度もGPSを確認
もう、足が上がらない枯葉と小岩で滑る尾根を歩く。
やっと、相馬岳の山頂に辿り着く。ほっとする。
が、国民宿舎までの下りがすごい、今度は転げ落ちそうだ。
これが登山道と首を傾げたくなる道を沈沈と下る。
最後、車道に出るとK林さんの考え通り、
登れる岩峰は登るべきだった様な気がしました。(H岡記)

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  • キツイ尾根
    キツイ尾根
  • 眼下広がる
    眼下広がる
  • 痩せ尾根を行く
    痩せ尾根を行く
  • 下は絶壁
    下は絶壁
  • 最初のギャップ
    最初のギャップ
  • 登攀
    登攀
  • 裏妙義
    裏妙義
  • ここは懸垂
    ここは懸垂
  • K林さんリード
    K林さんリード
  • はさみ岩
    はさみ岩
  • 集合写真
    集合写真
  • 今日辿った北稜
    今日辿った北稜