2016年 9月4日 曲沢 (例会山行)


メンバー:T島 S川 K林 F田 D原 H岡 
行程:9:00入渓(1290m)→13:00二股(1680m)→15:30有明山登山路(2200m)→17:30中房温泉有明荘(1340m)

 前日のやまふみ祭で、やや体調不良。正直、入渓支度中帰りたかった。が、我慢。
 曲橋の所から入渓するが、まず一つ目の堰堤を右側から超す。超して沢に入り、少し歩くと、2つ目の堰堤。この堰堤は、ちょっと戻って、左側から巻いて超す。そこからは、タラタラと沢歩き。30分程歩くと、まず5mの滝が現れる。一見簡単に滝を直登できそうに見えるが、意外と手こずる雰囲気がする。少し水流から離れた右壁を上がる。後者にザイルを出す。
 それを超えると、美しい20m状の滝にでる。滝つぼの左壁から取付き、右へトラバースし、水流を左手に見ながら、階段状の滝を上る。上部は、滝の中を行けなくもないが、滝の落ち口の辺りの状況が読みにくい。落ちたら最悪であり、ガイド通りに、水流から離れ、やや高巻きに左岸を上る。
 次の25mトイ状の滝は、右岸から巻く。想像より意外と斜面が急であった。しばらく歩いて、1:1の分岐にでる。ここで、私が痛恨のミスをした。地形図の標高を間違えて50m多く読んでしまった為、左に行くべきところを、右に行ってしまった。50m程度上がってミスに気づき、分岐点まで戻る。1時間近くのロスをする。仕切り直して左の沢に入る。
 分岐してから2段8m滝は、1ムーブだけ悪いが、後はすんなりと上り、ノンザイル。最後の25mトイ状の滝にでる。(この滝の写真を撮り忘れました。)直登は難しいと判断。左岸から巻き気味で上がる。思ったより、ホールドが悪かった。後者にお助け紐だけをセットして上がる。
 最後に25mの滝がでるが、水流も乏しく、数段に分かれているので、問題なく登る。これでほぼメインの滝は終了し、水も涸れ、靴に履き替えて最後の詰めを上がり、終了となる。
 台風の影響で雨が心配されたが、下山するまで雨に降られることなく終える。車に乗る頃になって、雨が降り始めた。有明荘の日帰り入浴は17時で終了しており、穂高のたこ平で入浴する。入浴後には、雨はバケツをひっくり返したような状況であった。

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  •   入渓地点
     入渓地点
  •  20mトイ状滝下部 水流をトラバースして右壁に。
     20mトイ状滝下部 水流をトラバースして右壁に。
  •  20mトイ状滝全貌
     20mトイ状滝全貌
  •  トイ状の中
     トイ状の中
  •  25mトイ状の滝 右岸から巻く
     25mトイ状の滝 右岸から巻く
  •  2段15m滝 右の草つきから巻く
     2段15m滝 右の草つきから巻く
  •  分岐を間違えて行った右沢の滝(ここを下ることになる) 
     分岐を間違えて行った右沢の滝(ここを下ることになる) 
  •  2段8m滝 1ムーブだけ難しい
     2段8m滝 1ムーブだけ難しい
  •  最後の25m滝 水流少ない
     最後の25m滝 水流少ない