2016年1月31日(日) 個人山行 大川入山


行  程  大川入山登山口7:30→横岳9:05→大川入山山頂11:12~11:30
      →横岳13:00→大川入山登山口14:00

メンバー  LT塚・Y本・H岡

 雪山は、天候や雪の状態でいくつもの違う顔を見せる。前回(2013年1月)は、何と言ってもこの会に入会して初めて参加した山行で駐車場に降り立った時点から大雪に覆われ急斜面の深雪ラッセルで随分苦労した記憶が残っている。
 しかし、今回は天気も良く雪は少ない。取りあえず、ツボ足スタートだ。

 山頂まで、5,3キロの道標から樹林帯の登山道に入る。が、日陰で雪は固く凍り付き足運びに苦労する。斜度が増す毎に登山道は木の根と氷が張り付いていて足の置き場所に注意が増す。特に、横岳直下の急斜面は大変だった。

 横岳からの尾根歩きは緩斜面アップダウンの連続で樹の間から見える南アルプスの白い峰に心を躍らせ、時々樹に付いた霧氷にシャッターを押しながらいつまでも近づいてこない大川入山を目指す。

 Lが、そろそろ森林限界だよ。と、声を掛けてくれたその瞬間パッと視界が開ける。その清々しさに感動を覚える、青い笹の山容と広々とした青い空180度のパノラマが目を奪う、長い樹林帯の尾根歩きの後だから、余計に感動を覚えた。今日と違う顔の大川入山にまた来たいと思った。

 帰路は、アイゼンを付ける。降り注ぐ日射しは暖かく春山のような一日でした。
それにして、Lの最初から最後まで変わらぬペース配分は、。流石でした。[H岡記]

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  • 登山道入口
    登山道入口
  • 松の葉の霧氷
    松の葉の霧氷
  • 今にも消えそうな霧氷
    今にも消えそうな霧氷
  • 最初の展望地から
    最初の展望地から
  • 横岳で一休み
    横岳で一休み
  • 霧氷の残る尾根
    霧氷の残る尾根
  • 樹林帯の尾根
    樹林帯の尾根
  • 森林限界より
    森林限界より
  • 笹に覆われた山肌
    笹に覆われた山肌
  • 中央アルプス
    中央アルプス
  • 山頂で集合写真
    山頂で集合写真
  • スッキリ南アルプス
    スッキリ南アルプス
  • 横岳直下の急斜面
    横岳直下の急斜面
  • 木の根がスゴイ
    木の根がスゴイ
  • 登山口に戻って来た
    登山口に戻って来た